
データ形式に関する標準化、オペレーティングシステムのインターフェースの標準化等の各段階における情報システムの相互運用性を確保をするための標準化が必要となる。
舶用工業としての情報化においては、情報システムの軽快性・安全性・信頼性の向上が不可欠である。
今後、ますます情報化が普及するには、多様な通信網、データーべース、情報リテラシー克服のための教育、情報ネットワークを維持するためのルールとマナーの成熟が不可欠となることをふまえ、舶用工業企業にあっても一層の努力が必要となる。
本年度事業では、主に高度情報化の必要性、現状分析及びその対応について検討を実施するとともに、情報化の動向についての理解を深めるためには、企業経営者の理解と認識が必要であることから経営者及び一席報化推進担当者を対象に講演会、見学会を実施するなど啓蒙活動を推進した。
次年度以降では、今回実施したアンケートの基礎資料や委員会等における視点・論点を受けて、次の事業を実施する予定である。
?急激に進展する内外の高度情報化の動きを把握
?舶用工業の高度情報化を推進するための概念設計の検討等
?概念設計で作成した業務モデルの代表的業務についてフィージビリスタディー(実証実験)、説明会等の広報活動、
?高度情報化に関する情報提供のための説明会、講演会等の広報活動
?電子情報提供および交換の実践のための「情報サービスステーション」の整備等
最後に、当委員会委員並びにWGへ参加頂き業務分析等にご尽力頂きました方々に深くお礼を申し述べるとともに今後本事業の一層の充実し成果を上げられるよう会員一同に期待しております。
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